初めてWordpreesを使う方に
おすすめのプラグイン5選
初心者の方でも設定が簡単なプラグインを・・・
最初から多く紹介してもちんぷんかんぷんだと思うので5個紹介していきたいと思います!
Yoast SEO
Yoast SEOは、WordPressサイトの検索エンジン最適化(SEO)を効果的に管理するための非常に人気のあるプラグインです。
主な機能:
- メタタグの管理:
Yoast SEOは、各ページや投稿に対してタイトルタグとメタディスクリプションを設定できるようにします。これにより、検索結果に表示される情報を制御できます。 - XMLサイトマップの生成:
サイトマップは、検索エンジンにサイトの構造を理解させるのに役立ちます。Yoast SEOは自動的にXMLサイトマップを生成し、GoogleやBingなどの検索エンジンに提出できる形式で提供します。 - コンテンツのリード分析:
コンテンツのSEOスコアやリードに基づいたアドバイスを提供します。例えば、キーワードの使用頻度や読みやすさに対する改善提案があります。 - Canonicalタグの管理:
カノニカルURLの設定を補完し、重複コンテンツの問題を解決するのに役立ちます。 - ソーシャルメディア統合:
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア用のメタデータを管理でき、リッチなシェアプレビューを設定できます。 - Breadcrumbsの設定:
ページの階層を示すブレッドクラム(パンくずリスト)を設定できます。
使い方:
- インストールと有効化:
WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」セクションから「新規追加」で「Yoast SEO」と検索してインストールし、有効化します。 - 一般設定:
Yoast SEOの設定は、WordPressダッシュボードの左側にある「SEO」メニューからアクセスできます。一般設定では、サイト全体に関する基本的な情報を設定できます。 - タイトルとメタ設定:
各ページや投稿編集画面で、Yoast SEOの設定ボックスが表示されます。ここでタイトルやメタディスクリプションを設定します。 - XMLサイトマップ:
Yoast SEOはデフォルトでXMLサイトマップを生成しますが、必要に応じて「SEO」メニュー内の「XMLサイトマップ」セクションから設定を調整できます。 - コンテンツ分析:
投稿やページを作成・編集する際に、Yoast SEOボックスがSEO分析の結果を表示します。提案された改善点に従って、コンテンツを最適化できます。 - ソーシャルメディア:
「SEO」メニューの「ソーシャル」セクションで、各ソーシャルメディアプラットフォーム用のメタデータを設定できます。
Yoast SEOは初心者にも分かりやすく、SEOに関する基本的な要素をサポートしてくれるため、多くのWordPressユーザーに愛用されています。
Smush Image Compression and Optimization
Smush Image Compression and Optimizationは、WordPressサイト上の画像を最適化し、読み込み速度を向上させるためのプラグインです。
主な機能:
- 画像最適化:
Smushはアップロードされた画像を自動的に最適化します。最適化により、画質を損なわずにファイルサイズを減らすことができ、ページの読み込み速度が向上します。 - 遅延読み込み:
画像の遅延読み込み(Lazy Load)機能が組み込まれており、ユーザーがページをスクロールするまで画像が読み込まれないようになります。これにより、初期ページの読み込み時間を短縮できます。 - 自動最適化:
Smushは新しくアップロードされた画像だけでなく、過去にアップロードされた画像にも自動的に最適化を適用します。手動での処理が不要で、運用が簡単です。 - WebP形式のサポート:
SmushはWebP形式の画像もサポートしており、WebPは高い圧縮率を持つ画像形式で、ページ速度向上に寄与します。 - バルク処理:
一括で複数の画像を処理できるバルク処理機能があります。これにより、大量の画像を手動で処理する手間を省くことができます。
使い方:
- インストールと有効化:
WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」セクションから「新規追加」で「Smush」を検索してインストールし、有効化します。 - 基本設定:
プラグインを有効化した後、基本的な設定を行います。これには、自動最適化の有効化や遅延読み込みの設定などが含まれます。 - 一括処理:
「Media」→「Bulk Smush」セクションから、すべての画像を一括で最適化できます。これにより、手動での処理が不要になります。 - 詳細設定:
「Media」→「WP Smush」セクションから、詳細な設定が可能です。例えば、WebPサポートの有効化や指定サイズ以上の画像だけを最適化するようなカスタマイズが行えます。
Smush Image Compression and Optimizationは初心者でも簡単に使えるプラグインでありながら、高度な設定も提供しています。サイトのパフォーマンス向上と画像最適化を手軽に行いたい場合におすすめです。
UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
UpdraftPlus WordPress Backup Pluginは、WordPressサイトのバックアップと復元を手軽に行うためのプラグインです。
主な機能:
- 自動バックアップ:
UpdraftPlusは、データベース、テーマ、プラグイン、アップロードディレクトリなど、サイトの全体的なデータを定期的に自動バックアップします。バックアップの頻度や対象をカスタマイズできます。 - バックアップのストレージオプション:
バックアップデータを保存する場所を選択できます。ローカルストレージ、クラウドストレージ(Google Drive、Dropbox、Amazon S3、Microsoft OneDriveなど)、FTPなど、様々なオプションが用意されています。 - 部分的な復元:
バックアップから個別の要素を選んで復元できる機能があります。例えば、データベースだけを復元することも可能です。 - 軽量で高速:
UpdraftPlusは高速かつ効率的なバックアップ処理を提供します。サイトのパフォーマンスに対する負荷が少ないため、ユーザーエクスペリエンスに影響を与えません。 - スケジュール設定:
バックアップのスケジュールを設定できます。毎日、週に一度、月に一度など、自分のサイトの更新頻度に合わせてバックアップを自動的に実行できます。 - 移行機能:
UpdraftPlusは、サイトを異なるドメインやホスティング環境に移行するための機能も提供しています。新しい環境への移行が簡単に行えます。
使い方:
- インストールと有効化:
WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」セクションから「新規追加」で「UpdraftPlus」を検索してインストールし、有効化します。 - 基本設定:
プラグインを有効化した後、基本的な設定を行います。自動バックアップの頻度や保存先を指定します。 - 手動バックアップ:
「Settings」→「UpdraftPlus Backups」から手動でバックアップを作成できます。また、このセクションで過去のバックアップを管理することもできます。 - 復元:
バックアップから復元する際は、「Restore」セクションから復元ポイントを選択し、復元の手順に従います。
UpdraftPlusは使いやすく、豊富な機能を提供するため、WordPressサイトのバックアップと復元を行う上で非常に便利です。バックアップの頻度や保存先、復元方法など、必要に応じて設定を調整してください。
Wordfence Security
Wordfence Securityは、WordPressサイトのセキュリティを向上させるための包括的なセキュリティプラグインです。
主な機能:
- ファイアウォール:
Wordfenceは、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を提供し、不正なトラフィックや攻撃からサイトを保護します。悪意あるリクエストや不正なアクセスをブロックします。 - リアルタイムトラフィック監視:
リアルタイムでサイトへのアクセスを監視し、不審な活動を検出します。不正なアクセスや攻撃が検出された場合に通知が届きます。 - ブラックリスト監視:
Wordfenceは、Google Safe Browsing、PhishTank、その他のブラックリストからのデータを使用して、サイトにアクセスするリスクのあるIPアドレスやドメインを検出します。 - セキュリティスキャン:
WordPressコアファイル、テーマ、プラグインなどのファイルの変更を検知し、不正な変更を通知します。また、マルウェアの検出やセキュリティの脆弱性をスキャンします。 - 多要素認証 (MFA):
サイトへのアクセスを保護するために、多要素認証(Two-Factor Authentication)を提供します。ユーザーは追加の認証手段(SMS、アプリによるコード生成など)が必要となります。 - ログインセキュリティ:
ブルートフォース攻撃からの保護や、不正なログイン試行に対するブロック機能を提供します。ログインの失敗回数制限などを設定できます。
使い方:
- インストールと有効化:
WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」セクションから「新規追加」で「Wordfence Security」を検索してインストールし、有効化します。 - 基本設定:
プラグインを有効化した後、Wordfenceのダッシュボードにアクセスして基本的な設定を行います。設定項目にはファイアウォールの有効化、セキュリティスキャンの頻度などが含まれます。 - セキュリティスキャン:
Wordfenceの「スキャン」セクションからセキュリティスキャンを手動で実行できます。スキャン結果に基づいて、問題の解決や修復を行います。 - ファイアウォール設定:
ファイアウォールの設定では、不正なトラフィックや攻撃を検出・ブロックする機能を管理できます。カスタムルールの追加やブラックリストの設定も行えます。 - その他の機能:
Wordfenceはさまざまな設定オプションを提供しています。例えば、通知設定や多要素認証の有効化、不正アクセスからのブロック設定などです。
Wordfence Securityはセキュリティに関する多くの機能を提供し、初心者から上級者まで広く使われています。セキュリティ対策と監視を手軽に行いたい場合におすすめのプラグインです。
W3 Total Cache
W3 Total Cacheは、WordPressサイトのパフォーマンスを向上させるためのキャッシュプラグインです。
主な機能:
- ページキャッシュ:
W3 Total CacheはページのHTML出力を静的なファイルとして保存し、次回の同じページへのアクセス時にはそのファイルを使ってページの読み込みを高速化します。 - ブラウザキャッシュ:
クライアント側のブラウザにキャッシュを保存することで、再訪問時のページ読み込みを高速化します。CSSやJavaScriptなどのリソースを長期間保存できます。 - オブジェクトキャッシュ:
データベースクエリやPHPの処理結果をキャッシュし、サーバーの負荷を軽減します。これにより、動的なコンテンツを高速に提供できます。 - CSSおよびJavaScriptファイルのミニフィケーション:
CSSおよびJavaScriptファイルを圧縮・最適化することで、ページの読み込み時間を短縮し、帯域幅を節約します。 - CDN (Content Delivery Network) サポート:
CDNを利用して、サイトの静的コンテンツ(画像、スタイルシート、JavaScriptファイルなど)を効果的に配信し、読み込み速度を向上させます。 - SSL対応:
セキュアな通信(SSL)を利用するサイトに対応しています。セキュアなページでも高速な読み込みを実現します。 - フラッシュデータベース、キャッシュ、オブジェクト:
キャッシュのクリアやデータベースの最適化を手動で行うことができます。特定の変更をサイトに適用した際に、必要ならばキャッシュをクリアすることが重要です。
使い方:
- インストールと有効化:
WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」セクションから「新規追加」で「W3 Total Cache」を検索してインストールし、有効化します。 - 基本設定:
プラグインを有効化したら、「Performance」メニューからW3 Total Cacheの設定にアクセスします。基本設定では、有効なキャッシュの種類や機能を選択します。 - ページキャッシュの有効化:
ページキャッシュを有効にすることで、サイトの読み込み速度が向上します。これはW3 Total Cacheの中でも重要な機能です。 - その他の設定:
CDNやブラウザキャッシュ、オブジェクトキャッシュなど、サイトの特定の要件に応じて様々な設定を調整できます。
W3 Total Cacheは高度な機能を提供していますが、初心者でも基本的な設定から始めることができます。パフォーマンス向上に関する理解が深まると、より詳細な設定や機能の活用が可能になります。
おまけで初期インストールされている「Akismet Anti-Spam」
Akismet Anti-Spam(アキスメット アンチスパム)は、WordPressサイトにおけるスパムコメントの検出と自動フィルタリングを行うプラグインです。
コメントは非表示にするという方は不要かもしれません。
主な機能:
- スパムコメントの検出:
Akismetは、コメント欄に投稿されたコメントを分析し、スパムコメントであると判断された場合、それを自動的に検出します。 - スパムコメントのフィルタリング:
検出されたスパムコメントは、サイトの管理者に通知されずに、自動的にフィルタリングされます。これにより、サイトのコメント欄をスパムから保護します。 - 自動学習機能:
Akismetは、使用者のフィードバックに基づいてスパムフィルタを学習します。サイト管理者が手動でスパムとしてマークしたコメントは、Akismetが今後同様のコメントを検出する際に役立ちます。 - スパムコメントの履歴:
Akismetは、過去にどのコメントがスパムとして検出されたかを管理者に表示し、必要に応じて復習できるようにします。 - APIキーの必要性:
Akismetの利用にはAPIキーが必要です。APIキーはAkismetの公式ウェブサイトで取得できます。無料のプランや有料のプランが用意されており、サイトの規模やニーズに合わせて選択できます。
使い方:
- インストールと有効化:
WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」セクションから「Akismet Anti-Spam」を有効化します。 - APIキーの設定:
Akismetの使用にはAPIキーが必要です。プラグインを有効化した後、Akismetの設定画面でAPIキーを入力して有効にします。 - 設定の調整:
Akismetはデフォルトで効果的に動作しますが、必要に応じてプラグインの設定を調整することも可能です。WordPressダッシュボードの「Akismet」メニューからアクセスできます。 - スパムコメントの管理:
Akismetはスパムコメントを自動的に検出し、コメント一覧に表示される際に「スパム」としてマークされます。管理者はこれらのコメントを確認し、必要に応じて復習することができます。
AkismetはWordPressサイトのセキュリティを向上させ、スパムコメントからサイトを保護するために非常に効果的なプラグインです。 APIキーの取得と設定が簡単で、ほとんどのWordPressユーザーにとって手軽な利用が可能です。